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オープンソースのスクリーンリーダ NVDA 日本語版

オープンソースカンファレンス 2010 Tokyo/FallNVDA 日本語化プロジェクトのブースで、辻さんと梅里さんにお話を伺うことができました。

NVDA は、Windows 用のオープンソースのスクリーンリーダで、日本語版には、日本語を読み上げられる音声エンジン jtalk for nvdajp が同梱されています。昨日、2010年9月9日版の開発版がリリースされたばかり。

まずは、辻さんに NVDA を使ったブラウジングを見せていただきました。
H キーで見出しをジャンプしながら、読み上げ音声だけでスムーズにページ内を移動していました。
画面にも読み上げた文章が表示されます。

辻さんに、「どんなページがブラウジングしづらいですか?」という質問をしたら、
「正しくマークアップされていないページ」とのお答え。
見出しなどが正しくマークアップされていれば、ほとんどのページは問題ないとのことでした。基本的に、見出しなどのナビゲーションとコンテンツを行ったり来たりしなければならないので、その移動がスムーズになるようなページ構造にするとよいらしい。

次に、「ページ固有のアクセスキー」について質問すると、
「現在は全く使っていないし、ページごとに覚えるようなこともない」とのことでした。
梅里さんによると、英国には政府指定のアクセスキーがあるそうです。

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  • 8 - Terms and conditions
  • 9 - Feedback form
  • 0 - Access key details

Firefox の場合は、Alt+Shift+(アクセスキー) で、アクセスできます。

フレームを使ったページの話も出ました。
古いアクセシビリティのガイドラインの「フレームを多用しないこと」というような表現が、いつの間にか「フレームを使ってはいけない」という誤解された表現で広まってしまったそうです。
今は、フレーム間を自由に行き来できるし、フレームが更新されたことを音声で教えてくれる機能もあるそうです。 ナビゲーションとコンテンツがはっきり分かれていて、正しくマークアップされていれば、フレームを活用したページでも全く問題ないとのことでした。

最後に、ページ内の「英単語の読み上げ」について質問しました。
現在は、lang 属性を判断して英語で読み上げてくれる機能は無いそうです。NVDA に同梱の jtalk (開発途中) でも、特定の英単語以外はスペルをそのまま読み上げることしかできません。
「英語を正しく発音したところで、それをうまく聞き取れる人のほうが少ないし、ページ内の英単語の発音をすべて登録してやらないと使えない」そうです。確かに、いくつかの単語だけスペルを読まれても困ります。

まだまだ開発途上なので、たくさんの方に使ってもらって、機能や要望をフィードバックしてほしいとのことでした。

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